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iPhoneのバッテリー持ちを劇的に改善!iOS 17・18対応の最新省電力テクニック

iPhoneのバッテリー持ちを延ばす方法を徹底解説。iOS 17・18の新機能や標準の省電力設定、OLEDモデル向けのダークモード、アプリや通信設定の見直しなど、初心者から上級者まで役立つ実践的な節約術を紹介します。日常で使えるコツからバッテリー交換の目安まで、長く快適にiPhoneを使うための最新ノウハウが満載です。

2025年9月15日
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iPhoneのバッテリー持ちを劇的に改善!iOS 17・18対応の最新省電力テクニック

iPhoneのバッテリー持ち時間を延ばす方法を知りたい方へ。iOS 17やiOS 18を搭載したiPhoneでは、システム標準の省電力ツールを活用することで、より長く快適に使い続けられます。常に最新のiOSへのアップデートは、端末の最適化に繋がる重要なポイントです。この記事では、新旧iPhone(OLED・LCDモデルどちらも対応)で試せる、効果的かつ簡単なバッテリー節約術を解説します。標準設定(省電力モード・画面の明るさ・バックグラウンド機能)から具体的な実践テクニックまで、幅広くご紹介します。

バッテリー使用状況の確認と最適化

「設定」アプリのバッテリー項目では、アプリごとの消費電力グラフやシステムからのアドバイス(例:画面の明るさを下げる)が表示されます。この情報を活用して、バッテリー消費の激しいアプリを特定し、設定を見直しましょう。

基本の省電力アドバイス

  • 省電力モード(Low Power Mode)の活用
    iPhoneには標準の省電力モードが搭載されており、バッテリー残量が少なくなると自動でバックグラウンド処理や画面の明るさを制限します。手動で有効にするには「設定 → バッテリー → 省電力モード」をオン。メールの自動受信停止、「Hey Siri」やバックグラウンド更新のオフ、アニメーションの最小化などが自動で行われ、効果的に持ち時間を延ばせます。
  • 画面の明るさと自動調整
    ディスプレイは最も電力を消費するパーツです。明るさを手動で下げるか、「設定 → 画面表示と明るさ」から「自動調整」をオンにしましょう。Appleも推奨しているように、Wi-Fiの利用や画面の暗め設定がバッテリー節約に有効です。コントロールセンターからも素早く調整できますので、なるべく最大まで上げすぎないよう意識しましょう。
  • Wi-Fi優先でインターネット接続
    モバイルデータ通信に比べ、Wi-Fiは消費電力が少なく済みます。可能な限りWi-Fi接続を利用し、電波が弱い場合はWi-Fiもモバイル通信も余計に電力を消耗するため、「圏外」や「電波が弱い」場所では「機内モード」を活用してください。
  • スマートデータと5G設定
    iPhone 12以降のモデルでは、「5Gオート」や「スマートデータモード」を活用できます。これは高速通信が不要な場面で自動的にLTEへ切り替え、バッテリー消費を抑えます。「設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 音声とデータ」から設定可能です。特に通信が不安定な環境ではこのモードをおすすめします。
  • アプリの自動更新・バックグラウンド通信の制御
    使わないアプリの自動更新やバックグラウンドコンテンツ読み込みは「設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新」からオフにするか、「Wi-Fiのみ」に設定しましょう。これにより、メールやSNSなどの頻繁な通知・同期による電力消費を抑えられます。また、「設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス」で不要なアプリの位置情報取得も制限しましょう。
  • 通知とバイブレーションの見直し
    頻繁な通知は画面を点灯させ、バッテリーを消費します。「設定 → 通知」で不要なアプリの通知をオフにしたり、「通知の要約」機能でまとめて配信することも可能。キーボードや通知のバイブレーションも電力消費が大きいため、音量や振動設定を控えめにするのが効果的です。
  • 自動ロックの時間を短く
    「設定 → 画面表示と明るさ → 自動ロック」で1~2分程度に短縮しておくと、未使用時に画面がすぐ消灯し、無駄な電力消費を防げます。
  • GPS・位置情報サービスの制御
    位置情報は必要な時だけオンにしましょう。マップやメッセンジャー使用時以外は、「設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス」で不要なアプリのアクセスを「なし」または「使用中のみ」に変更して、無駄なバッテリー消費を防ぎます。
  • バッテリー状態と交換の目安
    長年使用したiPhone(2~3年以上)の場合、「設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電」で最大容量を確認しましょう。「サービス」と表示されていたり、容量が80%を下回る場合はバッテリー交換を検討。純正アダプターでの充電やコネクタ清掃もバッテリー寿命維持に役立ちます。

iOS 17・iOS 18で追加された最新省電力機能

  • インサイトとおすすめ(iOS 18)
    iOS 18ではシステムがバックグラウンド動作を解析し、省電力のヒントを「設定 → バッテリー」内で提示します。たとえば「自動調整をオンにしましょう」「アプリの設定を見直しましょう」といった具体的なアドバイスが表示されます。アップデート直後に「iOSの更新中」と表示される場合は、インデックス作成や最適化など一時的な処理なので、数日待てばバッテリーの減りも落ち着きます。
  • Apple Intelligence(AI)モード(iOS 18)
    iOS 18から導入されたAI機能(Image Playgroundでの画像生成やGenmojiの作成など)は、iPhone本体で処理が行われるためCPUへの負荷が高く、バッテリー消費も大きくなります。特に長時間のAI利用(例:1時間でiPhone 16 Pro Maxが50%消耗)は注意が必要。バッテリー持ちを重視する場合はAI機能の多用を控えましょう。
  • OLEDディスプレイ向けダークモード
    iPhone X以降(XR/11/SE2/3除く)で採用されているOLEDモデルは、ダークモード時にピクセル単位で消費電力を抑えられます。「設定 → 画面表示と明るさ → ダーク」で切り替え可能。iOS 18ではさらにアプリアイコンの色カスタマイズも可能ですが、基本のダークテーマだけでも十分節約効果があります。
  • AirDrop「デバイス同士の近接検出」(iOS 17)
    AirDropの「近接デバイス検出」機能は、常時Bluetooth/Wi-Fiを使って周囲のデバイスを検索するため、バッテリー消費の原因に。ファイル転送をあまり使わない場合は「設定 → 一般 → AirDrop」から「デバイスの近接検出」をオフにしましょう。通常のAirDropには影響ありません。

上級者向け・さらなる持ち時間延長テクニック

  • ウィジェットの整理
    iOS 14以降、ホーム画面やロック画面にウィジェットを追加できますが、情報の自動更新がバッテリー消費の一因に。使わないウィジェットは長押しして「ウィジェットを削除」で整理しましょう。
  • 「ビデオミラーリング(AirPlay)」の無効化
    MacとのAirPlay機能(ビデオミラーリング)を使っていない場合は、「設定 → 一般 → AirPlayと連携 → iPhoneのビデオミラーリング」からMacを削除しましょう。不要な接続や通知のための通信が減り、バッテリー節約に繋がります。
  • 「ライブアクティビティ(Live Activities)」のオフ
    iOS 16以降の「ライブアクティビティ」は、ロック画面でタクシー配車や配送状況などをリアルタイム表示します。不要な場合は「設定 → Face IDとパスコード(またはTouch ID)→ ロック画面でのアクセス」から「ライブアクティビティ」をオフにすると、常時ネットワーク接続が減り、電力消費を抑えられます。

まとめ・おすすめの運用方法

今回ご紹介した方法を実践することで、多くのiPhoneユーザーがバッテリー交換せずとも持ち時間を大幅に延ばせます。旅行時は省電力モードのオン、電波の弱い場所では機内モード、マップや書類のオフライン利用、Bluetoothやバックグラウンド通信のオフなど複数の対策を組み合わせましょう。古い端末ではバッテリー健康度(最大容量)が80%未満の場合は交換も選択肢です。日常的には、画面の明るさ調整、OLEDモデルならダークテーマ、短めの自動ロック、バックグラウンド更新の制限を意識しましょう。

iOS 17/18では標準設定が充実しているため、まずは「設定 → バッテリー」の確認、省電力モードの活用、定期的なiOSアップデートを心がけてください。サードパーティ製の省電力アプリは基本設定以上の効果を得られることは稀です。ご紹介したコツを活用し、ご自身のiPhoneをより長く快適に使い続けましょう。

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