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2025年本格普及!Wi-Fi 7の特徴・Wi-Fi 6/6Eとの違いと対応デバイス徹底解説

Wi-Fi 7は2025年に本格普及が見込まれる次世代無線LAN規格です。Wi-Fi 6や6Eとの違いや進化ポイント、8Kストリーミングやゲームに最適な高速・低遅延の特徴、2025年最新対応デバイスやルーター情報を分かりやすく解説します。今後の普及時期やFAQも網羅しています。

2025年9月16日
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2025年本格普及!Wi-Fi 7の特徴・Wi-Fi 6/6Eとの違いと対応デバイス徹底解説

Wi-Fi 7は、2025年に本格的な普及が予想される次世代の無線通信規格です。Wi-Fi 6や6Eの進化形として、これまでにない高速データ通信、低遅延、そして安定した接続を実現します。この記事では、Wi-Fi 7の特徴やWi-Fi 6/6Eとの違い、2025年時点で対応するデバイスについて分かりやすく解説します。

Wi-Fi 7とは?分かりやすく解説

Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)は、2024年に正式発表された最新世代の無線LAN規格です。

  • 最大40Gbpsの超高速通信(Wi-Fi 6の4倍)
  • 2.4GHz、5GHz、6GHzの同時利用が可能
  • ミリ秒レベルまで低減された遅延 ― ゲームやVRにも最適
  • 1つのネットワークでより多くのデバイス接続をサポート

つまり、Wi-Fi 7ならインターネットがより速く、安定し、「スマートホーム」や8K動画ストリーミング、クラウドゲーミングにも最適です。

Wi-Fi 7の速度とメリット

理論上の最大速度

  • 320MHzのチャンネル幅利用時に最大40Gbps
  • Multi-Link Operation(MLO)による複数周波数同時接続

主なメリット

  • Wi-Fi 6(最大9.6Gbps)より圧倒的に高速
  • 干渉や混雑の影響が少ない
  • 多数のデバイスが接続しても安定した通信
  • AR/VRやクラウドサービス、オンラインゲームとの相性も抜群

ユーザーにとっては、8K映画のストリーミングもバッファなし、ファイルの瞬時ダウンロード、ゲームのラグもなし。

Wi-Fi 7とWi-Fi 6/6Eの違い

特徴Wi-Fi 6Wi-Fi 6EWi-Fi 7
最大速度9.6Gbps9.6Gbps40Gbps
対応周波数2.4/5GHz2.4/5/6GHz2.4/5/6GHz
チャンネル幅最大160MHz最大160MHz最大320MHz
遅延10-20ms5-10ms<5ms
主な特徴OFDMA6GHz帯対応Multi-Link Operation、高速化

Wi-Fi 6/6Eが進化であれば、Wi-Fi 7は無線ネットワークの常識を覆す革命と言えるでしょう。

2025年にWi-Fi 7対応の主なデバイス

スマートフォン

  • Apple iPhone 17(全モデル)
  • Samsung Galaxy S24・S25
  • Xiaomi 14/15シリーズ
  • Google Pixel 9
  • OnePlus 12・13

ノートパソコン

  • Intel Core Ultra(Meteor Lake)、AMD Ryzen 8000搭載モデル多数
  • MacBook Pro 2025
  • ASUS ROG、MSIなどのゲーミングノート

ルーター

  • TP-Link Archer BE900
  • ASUS ROG Rapture GT-BE98
  • Netgear Nighthawk RS700

2025年はフラッグシップ機中心ですが、2026年にはミドルクラスにも標準搭載が広がる見込みです。

Wi-Fi 7ルーターの現状と普及時期

すでにWi-Fi 7対応ルーターは販売されていますが、価格は500~1,500ドルと高額です。

2025年注目モデル

  • TP-Link Archer BE900(約800ドル)
  • ASUS ROG Rapture GT-BE98(約1,200ドル)
  • Netgear Nighthawk RS700(約1,000ドル)

本格的な普及は2026年以降、価格低下と対応機器の増加が見込まれています。

よくある質問(FAQ)

Wi-Fi 7とは簡単に言うと?
最大40Gbpsの高速かつ低遅延な次世代無線インターネット規格です。
Wi-Fi 6と比べて何が違う?
速度は4倍、遅延は大幅に低減、複数周波数同時接続(MLO)が可能です。
対応デバイスは?
iPhone 17、Galaxy S24/S25、Xiaomi 15などのフラッグシップスマホや2025年以降のノートPC、新型ルーターが対応しています。
Wi-Fi 7ルーターの価格は?
機種によりますが、500~1,500ドル程度です。
いつ一般普及する?
2026年頃、価格が下がり普及が進む見込みです。

まとめ

Wi-Fi 7は、無線通信の未来を切り拓く新しいスタンダードです。圧倒的な速度と低遅延で、ゲーム・ストリーミング・スマートホームなど様々なニーズに応えます。

2025年には対応スマホやノートPC、ルーターが登場し、今後数年で無線インターネットの主流となるでしょう。

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